「足りないものあったら、買ってきてあげる。そのかわりお金貸してね。」とおちびに突然言われ、ちくわを買って来てもらうことに。勿論、おちびにとっては、はじめてのおつかいです。「おうちで待っててね。」と言われたものの、ハラハラドキドキは母ちゃん・・・。「車に気をつけること、信号を守ること、道の端を歩くこと、レジで列ができてたら、ちゃんと並ぶこと、ポイントカードも提示すること、おつりとレシートを忘れないこと、買ったちくわちゃんと持って帰ること」を約束し見送ったものの、気づかれないように後をつけました。店の外からレジでやり取りするおちびの様子を見て、安心し(できてる感じだった)また気づかれないようにうちへ先戻りして待ってました。得意げな顔のおちびは、「ほら、ちゃんとできたよ。約束思い出しながらやったんだ。いろいろなもの両手で持たなくていいように袋の中に全部入れたんだ。これで袋だけで全部持って帰れるだろ!」
母ちゃんは、涙がでそうだったよ。、ホッとして、そして、ひとつひとつ自分の手を離れていく息子を誇らしく、でも、寂しく思ったんだよ。
ご褒美はカルピスカキ氷。「え、ほんと?!いいの?!」だって。はじめてのおつかい、大変よくできました。